2022年1月23日「新しい教会」使徒言行録11章19~26節
- 今日の聖書箇所の内容も新しい出来事が起こりました。その新しい出来事は、使徒言行録11章19節以下には、アンティオキアという町に新しい教会が誕生したということです。アンティオキア教会を模範として、これからの教会の形づくりを共に考えていきたいと思います。
- アンティオキア教会は国籍、文化を超え、多種多様な方々がいる教会
- キプロス島や、キレネ、それらの地方の出身者が、何人かの、勇気をもって、アンティオキアにおいて「ギリシャ語を話す人々」にも語りかけ、福音を告げ知らせ始めたのです。ギリシャ語を話せるユダヤ人だけではなく、異邦人でギリシャ語を話す人々への伝道が、この人々によって、アンティオキアにおいて始まったのです。
- アンティオキア教会は「イエスこそ主である」という信仰に固く立つ教会
- イエス・キリストこそ私たちの主、そのイエスの主としてのご支配を彼らは深く感じていたのです。主イエスのご支配の外にいる者は一人もいないと信じたから、彼らは異邦人にも「イエスこそ主である」と語っていくことができたのです。「イエスこそ主である」という信仰によって、勇気をもって伝道をしていくところに、主イエスがみ手を添えて下さるのです。
- アンティオキア教会はキリスト者として生きる教会
- アンティオキア教会で、キリスト信仰者が初めて「キリスト者」と呼ばれました。キリスト者とは、「キリストに似た者」ということです。それは彼らが常にキリストの福音を伝え、力強い伝道の姿が見られ、多くの良い証がなされたからだと思います。キリスト者として生きることはとても重要なので、それも私たちの教会の特色でありたいです。〔郭 修岩〕