福音とは、十字架に死んだイエスが、復活したことです。4節で「死者の中から復活によって、力ある神の子と定められたのです」と言います。パウロは、ローマの人々に、ぜひ福音を告げ知らせたいと言っています。
第一に、10節に、神の御心によってあなたがたに、何回も行こうとして妨げられています。具体的に理由は分かりませんが、パウロはローマに行く事は叶えられませんでした。パウロはそれを残念に思って、ローマ書を完成しました。私たちも祈り続けることを通して、神の業となります。
第二に、11節に、”霊”の賜物を分け与えたい、12節に、互いの信仰によって励まし合いたいと言われます。聖霊の賜物が色々とあることを、お互いに認め合うことが大切です。またイエス・キリストへの信仰を分かち合い、対話していくのです。これはユダヤ人キリスト者と、異邦人キリスト者との間に、とても大事な問題です。
第三に、16節に、福音は、ユダヤ人をはじめ、キリシア人にも、信じる者すべてに救いをもたらす神の力だからです。ユダヤ人キリスト者と、異邦人キリスト者との間に根深い葛藤がありました。パウロは「信じる者すべてに救いをもたらす神の力だからです」と言います。神に従う者は、信仰によって生きると言っています。
新会堂がいよいよ建ちます。Zoomの限界を知りつつも、私たちは毎週Zoomで礼拝を守っています。建築の話し合いをし、郭先生を迎えました。これから上十条の地で、様々な仕方で教会に来る方々と共に歩みましょう。失敗を恐れず主と共に歩みましょう。 〔魯 孝錬〕