2023年6月11日メッセージ「7人の選出」使徒言行録6章1~7節

最高法院は、イエスの教えが人間から出たものなら自滅するし、神から出たものなら神に逆らう者となるかも知れないと話しました。最高法院は弟子たちを鞭で打って釈放しました。釈放された弟子たちは、イエスについて福音を告げ知らせました。

第一に、1節に「ギリシア語を話すユダヤ人から、ヘブライ語を話すユダヤ人に対して苦情が出た」とあります。まだユダヤ教の中でキリストに従っている形です。弟子たちは、パレスチナでヘブライ語を話すユダヤ人キリスト者で、律法を大事にしていました。一方で、ギリシア語を話すユダヤ人キリスト者は、律法に関してより自由でした。両者は、言葉が通じず、訳された聖書で繋がっていました。日々の分配のことで苦情が出たとありますが、表面の問題以上に、両者の葛藤は根深いものです。第二に、3−4節で弟子たちは「彼らにその仕事(食事の世話)を任せよ。私たちは祈りと御言葉の奉仕に専念することにします」と言います。弟子たちはギリシア語を話す人々に食事の世話を任せ、自分たちは祈りと御言葉に専念します。弟子たちは、自分たちがギリシア語を話す人々より偉いと思ったようです。課題を一生懸命に話し合って祈り、問題は解決されたように見えました。

しかし、弟子たちの予想を遥かに超えて出来事は起こりました。ステファノは説教をして、フィリポは逃げながらも伝道を行ないます。神の霊の働きは、私たちの頑なな行動を修正して、歩むように下さるのです。

〔魯 孝錬〕

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