2023年7月30日メッセージ「安息日に、腰曲がり女を治す」ルカによる福音書13章10~17節

安息日は、神が天地創造を6日間されて、7日目に安息なさった事から来ています。要は、過重労働をさせないための配慮です。それが段々厳格になって、安息日に労働した者は死刑に処されるようになります。
第一に、12節に、イエスは「婦人よ、病気は治った」と言われました。安息日にイエスは、18年間も病の霊に取りつかれている女性を治されました。12節を直訳すると「あなたはあなたの病気から解放された」と言われます。イエスは安息日に彼女の病気を治し、周りとの関係を回復されました。第二に、14節に、会堂長は群衆に「働くべき日は6日ある。その間に来て治してもらうがよい。安息日はいけない」と言います。会堂長は目の前の女性を見ずに、イエスが安息日を蔑ろにした事を見ました。イエスは会堂長に「偽善者たちよ」と言って、女性に「アブラハムの娘」と、最高の呼称で呼びかけられました。第三に、イエスの眼差しに、私たちも習っていきましょう。イエスは安息日の喜びは、18年間も腰が曲がった女性が解放される事だと言われます。安息日は私たちにとって「主日」と言えます。私たちが主日を守ることに、このような解放を求めて、またその解放を喜んでいきたいと思います。
7月16日に野口哲哉先生が礼拝説教をされました。その後、話し合いで過去の歩みを思い起こす時に、大変な事もありましたが、神の恵みを沢山感じました。そして、午後からカレーと花火を楽しむ会を持ちました。様々な方々と共に楽しい時間でした。会堂が大いに用いられました。過去と現在とが繋がって、未来を垣間見る事が出来ました。                   〔魯孝錬〕

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