イザヤ書40章は、バビロン捕囚という苦難の中にあったイスラエルの民に向けて語られた慰めと希望の言葉です。長い捕囚生活で疲れ果て、神に見捨てられたと思っていた人々に対し、預言者は「主はとこしえにいます神、疲れた者に力を与えられる」と語ります。天地の創造主である神は、決して疲れず、倒れた者を見捨てません。
かつて私自身も、ミッショントリップ中に体調を崩し、「神に見放された」と感じたことがありました。ですが、弱さを認めて「助けてください」と祈ったとき、思いがけない助けが与えられ、神が共におられることを実感しました。
私たちは時に、祈っても状況が変わらず、「神は本当に私を見ておられるのか?」と疑うことがあります。しかし、神はそのような私たちを責めることなく、再び思い起こすよう呼びかけてくださいます。「主に望みをおく人は、新たな力を得、鷲のように翼を張って上る」とあるように、私たちが神に信頼し続けるとき、新しい力が与えられるのです。
どんなに疲れても、主に望みをおく者は、倒れずに歩み続けることができます。私たちもまた、主に信頼を置き、困難の中にあっても歩みを止めず、神の力に支えられて進んでいきましょう。〔牧師 細井留美〕