2024年4月21日メッセージ「はじめての道を行く」ヨシュア記3章1~17節

 私たちの人生には多くのはじめてがあります。人生において転機を迎え、まだ体験したことのない新しいことに立ち向かっていかなければならないことがあります。ヨルダンを渡るイスラエルの民の不安を、私たちも感じているのです。
 当然ヨシュアにとっても、祭司たちにとっても、ヨルダンを渡ることは「これまで一度も通ったことのない道」を歩むことです。そのヨルダンの流れを前にして主はヨシュアにわたしがモーセと共にいたように、あなたと共にいることを、すべての者に知らせるとおっしゃっていました。すると、祭司たちは民全体を代表して、神の約束を信じて、流れるヨルダンの水の中へと足を踏み入れたのです。主なる神が彼らと共にいて下さり、道を開いて下さることが示されたのです。私たちも、人生の転機において、神の恵みの約束、あなたは私の民だ、私はいつもあなたと共にいる、という約束を信じて、まだ体験したことのない世界へと、水の流れに足をすくわれそうになりながら、一歩を踏み出して行くのです。その時、主なる神が共にいて下さることが示され、主が道を開き、私たちの力を越えた恵みのみ業を行って下さることが体験されていくのです。
 私たちが信じて歩む神の恵みの約束は、主イエス・キリストによって与えられています。私たちはこの主イエスによる救いの恵みを信じて、人生の転機へと、まだ体験したことのない未知の世界へと足を踏み入れていくのです。私たちも主の約束を信じて、2024年度に一緒にヨルダン川に一歩足を踏み入れる者となりましょう。       〔宣教師 郭 修岩〕                             

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