メッセージ

2026年2月1日メッセージ「神殿から商人を追い出す」ヨハネによる福音書2章13~22節

 ヨハネによる福音書では神殿の清めを通して、これからのイエスの働きを予告しています。福音書は、詩69:10の「あなたの家を思う熱心が私を食い尽くす」と言う言葉を引用して死の緊迫さを際立たせています。神殿でイエスが商売人や、両替人を追い出し、神殿でなくイエスが新しい礼拝の中心となる事を言われます。
 商売人は神殿で献げる動物を売る人です。当時は神殿で献げる動物を家から連れて旅をする事が常でした。その中で病気にかかる事もあったのでしょう。神殿で動物を買えるなら、ありがたい事です。また、当時はローマの植民地でしたので、日常に使っているのはローマの皇帝の肖像が刻まれた貨幣です。両替人はローマの貨幣を、ユダヤの貨幣に替える人でした。両替人は必要なものでした。しかし、次第に、神殿でお金が大事になり、貧しい者の立ち場がなくなって行きました。
 ユダヤ人たちはイエスの話に腹を立てて、イエスにしるしを求めます。イエスは神殿を壊してみろ、三日で建て直して見せると言いました。ユダヤ人たちにとって、神殿は最もプライドの高いものです。21節に、「イエスはご自分の体である神殿の事を言われたのである」とあります。イエスを通して、神との礼拝が成立するのです。これから礼拝は神殿からイエスご自身に変わる事が言われます。
 イエスはご自分を通して、私たちが神と交わる事を示されました。私たちはそのようなイエスを証ししていく共同体となりたいです。私たちは色々とイエスを見えなくするものを取り払って、イエスに注意深く聞いて行きましょう。 〔牧師 魯 孝錬〕

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