メッセージ

2026年2月8日メッセージ「神の言葉で生きる」マタイによる福音書4章1~11節

 本日の聖書は、イエスさまが荒れ野で誘惑を受けられた箇所です。神さまから「愛する子」と宣言された直後に、イエスさまは荒れ野へ導かれました。祝福のあとに試練が続く姿は、私たちの歩みにも重なります。
 四十日断食された後、イエスさまは三つの誘惑を受けられます。第一は「石をパンに変えよ」という誘惑でした。生きるために必要なものを自分の力で得よ、というもっとも現実的な誘いです。しかしイエスさまは、「人はパンだけで生きるのではなく、神の言葉によって生きる」と語られました。必要が満たされること以上に、神の言葉こそが命の土台であることを示されたのです。
 第二は、神を信頼して神殿から飛び降りてみろという誘惑でした。これは信仰のようでいて、実は神を条件付きで信じる態度です。イエスさまは「主を試してはならない」と退け、結果が見えなくても神に委ねる信頼を示されました。
 第三は、この世の栄光を与えるという誘惑です。十字架を通らずに栄光を得る近道の提示でした。しかしイエスさまは、ただ神のみを礼拝し、従う道を選ばれました。忍耐と従順の先にこそ、真の勝利があるからです。
 私たちもまた、パンだけを求め、神を試し、成功を優先してしまう弱さを抱えています。レントのこの時、神の言葉に立ち返り、神に信頼して歩む者とされたいと願います。人は神の言葉によってこそ、生かされるのです。  〔牧師 細井 留美〕 

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