メッセージ

2024年2月25日メッセージ「信頼すべき方」マルコによる福音書10章46~52節

 イエスさまは自分の死と復活を予告した後、弟子たちとエルサレムへと上っていき、エルサレムから約30キロのエリコに到着しました。イエスさま一行がエリコの町を出ていこうとした時、道端に座っていたバルティマイという物乞いが「ダビデの子イエスよ、わたしを憐れんでください」と叫び出しました。周りの人々が黙らせようとしましたが、彼は叫び続けました。
 バルティマイが座っていた場所は、社会の中での彼の位置を表しています。彼は、社会の中の周縁におかれていました。しかし、町のはずれ、城門の近くで、物乞いをしていたバルティマイは、様々な情報に触れる機会があったのでしょう。ナザレのイエスについての噂話を耳にしたことがあったのでしょう。イエスさまに叫び続ける彼には癒されたいという切実な願いとイエスさまなら私を癒せるという確信があったのでしょう。
 バルティマイの叫び声に気が付いたイエスさまは、彼を呼び、尋ねます。「何をしてほしいのか。」バルティマイは答えます。「先生、目が見えるようになりたいのです。」バルティマイの答えを聞いたイエスさまは、言われます。「行きなさい。あなたの信仰があなたを救った。」すると、バルティマイの目はすぐに見えるようになりました。「あなたの信仰があなたを救った」とイエスさまが言われたように、バルティマイが、イエスさまを信じて行動を起こさなければ、このことは起こらなかったでしょう。
 イエスさまは「行きなさい。」とバルティマイに言われました。すると彼は、エルサレムに向かうイエスさまに従いました。そして、十字架の死と復活というイエスさまの一番大きなしるしの証人となったのです。                                           〔牧師 細井 留美〕 

関連記事

最近の記事
  1. 2026年1月25日メッセージ「恐れの中で語られる神の言葉」イザヤ書43章1~20節
  2. 2026年1月18日メッセージ「傷ついた葦を折らず」マタイによる福音書12章9~21節
  3. 2026年1月11日メッセージ「神の救いを待ち望んで歩む」哀歌3章19~42節