2024年6月16日メッセージ「主にある交わりの恵み」コリントの信徒への手紙一1章1~9節

 コリントの教会に課題があり、パウロは手紙を書きました。パウロは手紙の宛先であるコリント教会のことをこう言います。「至るところでわたしたちの主イエス・キリストの名を呼び求めているすべての人と共に、キリスト・イエスによって聖なる者とされた人々、召されて聖なる者とされた人々へ」。どのような問題があったとしてもコリントの教会の人たちも、キリスト・イエスの十字架によって救われた人々であり、またキリスト者とされた人々なのだとパウロは言います。世界中の、イエスは主であると告白する人々は、キリストによって一つにつながっているのです。
 パウロは、コリントの教会の人々とキリストによって一つにつながっていることを、心から喜んでいます。コリントの教会に神さまが働いてくださることを心から喜び、コリントの教会が神さまにさらに喜ばれる教会となるために、一生懸命手紙を書いて送るのです。
時には厳しい言葉を語ることもありましたが、あなたがたを神に感謝していること、あなたがたのために祈り続けているこという励ましを伝えるために手紙が書かれています。
 わたしたち東京北教会もイエス・キリストによって世界中の教会と一つにつながっています。地域協働プロジェクトによって支援されることになり、そのことを実感しています。IJCSは郭先生とジョジョさんを私たちの教会に送ってくださり東京北教会を覚え、いつも祈ってくださっていましたが、今回はミッションチームを派遣して、私たちの地域協働PJを助けてくださいました。一緒に何かをするというのは、本当に大きな恵みを与えられるものであることを、今回実感しました。主にある交わりによって、私たちが励まされ、元気にされるだけでなく、私たちがいただいた恵みを分ち合っていきたいと思います。また、私たちがIJCSの方々の中で、イエス・キリストの証が確かなものとなっていることを見ることができたように、私たちの教会もまたキリストの証を確かなものとしていければと思います。                            〔牧師 細井留美〕                                                      

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