メッセージ

2026年1月4日メッセージ「荒れ野で呼ばれる者」ヨハネによる福音書1章24~34節

 ファリサイ派はイエスに敵対的な立場の人々です。彼らはヨハネに、なぜバプテスマを施すのかと聞きました。しかし、ヨハネは彼らに答えず、イエスを紹介しています。ヨハネはイエスが聖霊でバプテスマを施していると言いました。ヨハネとファリサイ派の人々のチグハグは、実は私たちの日常にも、よくあるのではないでしょうか。
 翌日、ヨハネは、自分の方へイエスが来るのを見て言いました。29節で「見よ、世の罪を取り除く神の小羊だ」と言いました。ここで罪とは、神から離れ、神に背いて歩む事を言います。ある牧師が言っているように、神の意思は、風に飛んで行くタンポポの種のようなものです。ある場所に落ちて、根を張って育つものです。神は私たちと一緒にいてくださいます。私たちを支えて下さり、成長させて下さいます。
 神の小羊の事は、旧約聖書の出エジプト記に出てきます。イスラエルの民が奴隷生活から解放された時のことです。神の言葉に従順に従って小羊の血が塗ってある家は、長子の死が過ぎ越されました。イスラエルの民が奴隷から解放されたように、イエスの死は人を罪から解放して自由を与えられる出来事です。
 バプテスマのヨハネは自分が経験したイエスを伝えています。私たちも御言葉が伝えられ、体験して、そのイエス像が出来上がるものです。一度出来上がったイエス像は、年を取るにつれて、出来事を経験しながら、壊わされ、また再構築されていきます。不完全な私たちがお互いに補い合いながら、成長して行くのです。         〔牧師 魯 孝錬〕

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