メッセージ

2026年1月11日メッセージ「神の救いを待ち望んで歩む」哀歌3章19~42節

 新しい年が始まりましたが、私たちの現実が大きく変わったわけではありません。不安や重荷、解決の見えない課題を抱えたまま歩み出している方も多いでしょう。哀歌3章に記されているのは、まさにそのようなどん底の中に置かれた信仰者の声です。彼は苦しみを忘れようとせず、神の前で正直に受け止めます。そして、自分の力も希望も尽きたところで、なお神を待ち望むのです。
「主の慈しみは決して絶えず、主の憐れみは尽きない。それは朝ごとに新しい」。状況が変わらなくても、神の性質は変わらない――その確信が、彼に希望を与えました。希望とは、状況が好転した時に与えられるものではなく、変わらない神に目を向ける中ですでに与えられているものなのです。
 主の救いを待つことは、何もしないことではなく、忍耐と信頼をもって神の時を委ねる歩みです。私たちもまた、この一年を自分の力や見通しに頼るのではなく、朝ごとに新しい神の恵みに信頼し、夕べにも朝にも共にいてくださる主を待ち望みながら、一日一日を歩んでいきたいと思います。                       〔牧師 細井留美〕 

関連記事

最近の記事
  1. 2026年5月3日メッセージ「ベトザタの池での癒し」ヨハネによる福音書5章1~18節
  2. 2026年4月26日メッセージ「キリストの体としての一致」コリントの信徒への手紙一12章12~31節
  3. 2026年4月19日メッセージ「日常の中で復活の主に出会う」ルカによる福音書24章13~35節
Faceboook