『喜びのおとずれ』
C.S. ルイス(著)、筑摩書房
『アホかて生きているんや』
福井達雨(著)、教文館
重い知恵遅れのこどもの施設「止揚学園」の園長福井達雨氏が本音で子供達と接する感動の書。
『朱なる十字架』
永井路子(著)、文芸春秋文庫
悪人より善人の方が苦しみが多く、それにあえぐ者を救うという仏教にはないキリスト教の教えに心惹かれていくガラシャに共感を覚える人も多いと思う。
『内村鑑三の生涯』
小原信(著)、PHP文庫
札幌農学校のクラーク博士から継承したキリスト教信仰と、日本的風土のなかで「日本的キリスト教」を模索する内村鑑三の生涯を克明に綴った作品。
『沈黙』
遠藤周作(著)、新潮文庫
17世紀キリシタン禁制の中で拷問を受けながら、殉教でもない棄教でもない生き方を著者は現代人に投げかけている。
『悪魔の手紙』
C.S. ルイス(著)、新教出版社
映画「永遠の愛に生きて」(1995)、でルイス著作集も七冊が再版。すぐ書房からも著作集として出版中。読み応えがあります。なお『天国と地獄の離婚』は絶版ですが、是非是非です。
『共に生きる生活』
ディートリヒ・ボンヘッファー(著)、新教出版社
ボンヘッファーは近年再評価されていますが、本書や説教集、『牧会と説教』『主の善き力に守られて』など、全キリスト者への鋭い言葉は聞かなければなりません。「安価な恵み」で満足しないために!!
『ハイデルベルグ信仰問答付・ウルジヌス小教理問答』
吉田隆・山下正雄(訳)、新教出版社
神学的に考える上で、慰めと希望に満ちた言葉を提供してくれます。とかく感情・心情的な支えを求めがちな中で、神学とはかくも力強いかと出会う大切さ。
『天路歴程 正・続』
ジョン・バンヤン(著)、新教出版社
これはキリスト者たる者読まずに死ねるか、です。極端なアレゴリーに嫌悪するのは、ぬるま湯にいる日本人の対岸の火事批判。果たして聖書は。
『人間の大地』
犬飼道子(著)、中央公論社
『幻なき民は滅ぶ』
D・ゼレ 新教出版
『信仰に生き抜いた人—ジョージ・ミラーその生涯と事業—』
A.T.ピアソン(著)、いのちのことば社
「願いをささげる信者がどんなに窮乏し、どんなに長い間待たされて、祈っても、もし、その人が神のお約束に信頼し、自らもなすべき義務をきちんと果たしているなら、神は必ず助けをくださる」神に完全に信頼して生きた祈りの人。
『わたしの宝石箱』
田中ジェーン(著)、一元社
日系アメリカ人で日本人牧師と結婚し、米沢で夫と共に伝道牧会に励んで20年。
『愛は裁かれず』
伊藤重平(著)、黎明書房
「許してやる」のではなくれ「ゆるすのが当然」と理解したとき人は本当にゆるすことが出来る。著者の体験をもとに。