『キリスト信徒のなぐさめ』
内村鑑三(著)、教文館
「愛する者の失せし時」は葬儀にて朗読してほしい名文。
『キリスト教会二千年』
丸山忠孝(著)、いのちのことば社
信仰生活成熟には、教会史の学びが大いに役立ちます。
『生一本のキリスト教 お伽の国の倫理学』
柳生直行(著)、新教出版社
侮れません。やられたっと思わせてくれる。敗北の快感。
『神に失望したとき』
フィリップ・ヤンシー(著)、いのちのことば社
福音派ではブームのようなヤンシーですが、熟読の価値あり。徹底的に考えること。聖書に聞くこと。
『誰も書かなかったイエス』
フィリップ・ヤンシー(著)、いのちのことば社
『白い人・黄色い人』
遠藤周作(著)、新潮文庫
『犠牲 —サクリファイス—』
柳田邦夫(著)、文芸春秋
自死の道を選び脳死に陥った息子と著者柳田邦夫氏との心の対話。脳死論議にも一石を投じたが、同時に現代にいきる人間の「魂」の問題を考える上でも貴重な1冊だと思う。
『人生論ノート』
三木清(著)、新潮文庫
『平気でうそをつく人たち』
M.スコット・ペック(著)、草思社
最初はタイトルに引きずられて軽い気持ちで読んでしまった本。でもその中身は・・・・。心理療法家である著者M.スコット・ペック氏が診療室で出会った人々との対話を通しあらゆる形の「邪悪」を浮き彫りにしていく。
『クワイ河収容所』
アーネスト・ゴードン(著)、筑摩書房
クワイ河の日本軍捕虜収容所での著者の体験。極限状態の中での神との出会い。「それならたずねるが、どうして神は何もしないんだ。どうして沈黙したままなんだ・・・・」
『ナルニア国ものがたり』
C.S.ルイス(著)、岩波少年文庫
シリーズ全7冊:ライオンと魔女、カスピアン王子のつのぶえ、朝びらき丸東の海へ、銀のいす、馬と少年、魔術師のおい、さいごの戦い
子供から大人まで楽しめます。私は特に『銀のいす』が好きです。教えられ、慰められます。ルイスは、SFも書いています。ちくま文庫から『マラカンドラ』『ペレランドラ』『サルカンドラ』の三冊で、好き嫌いが分かれますが、今は私の愛読書です。
ルーシは衣装ダンスの奥へ奥へと入っていきました。彼女がそこでみたものは・・・・。あなたもナルニアへ行ってみませんか。
『万聖節の夜』
チャールズ・ウィリアムズ(著)、岩波書店
神学的ホラーなどとも呼ばれますが、独特な筆致です。私はこれで幽霊が怖くなくなりました。つまり今までは怖がっていたのです。ハズカシ・・・・。