2022年11月27日メッセージ「希望を与える主」マタイによる福音書14章22~33節

アドベントという言葉はラテン語のアドヴェントゥスから来ています。その意味は「到着」、「近づいてくる」という意味をします。本日の聖書箇所は主イエス•キリストが弟子たちのところに来てくださるという話です。

弟子たちの舟は一晩中、逆風に悩まされ、漕ぎ悩んでいました。恐怖を覚え、絶望を感じている弟子たちに、主イエスは水の上を歩いて彼らの舟へと近づいてこられ、そして「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない」と語りかけられました。主イエスは神の子として、湖の上を歩いて、近づいて来てくださるのです。そして、私たち人間の世界に来てくださって、この世界で生きてくださったことがクリスマスの出来事なのです。

ペトロは主イエスのみ言葉を頼りに、舟から降りて水の上を歩き始め、主イエスのもとへと進んでいったのですが、風を見て恐れ、沈み始めました。イエスから目を離してしまい、イエスの言葉に聞き従うよりも目の前の大波にとらわれてしまったのです。ペトロは沈みそうになり、「主よ、助けてください」と叫びました。主イエスはすぐに手を伸ばしてペトロを捕まえ、ペトロと共に舟に上がって下さいました。同じように、私たちが、人生の嵐に苦しみ、悩み、一歩も進めないと思うような時に、主イエスは私たちを救うために、近づいてこられ、手を差し伸べてくださるのです。それこそが暗闇に輝くまことの光です。その光の中には私たちの希望があります。                        〔郭 修岩〕

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